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ウタマロスプレーでのスニーカーの洗い方!白く輝く手順とコツを徹底解説

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今回は、ウタマロスプレーでのスニーカーの洗い方について解説していきます。

毎日の通勤や通学、休日のお出かけに欠かせないスニーカー。

お気に入りの一足を履いていると気分が上がりますが、ふと足元を見たときに黒ずんでいたり、薄汚れていたりすると、途端に残念な気持ちになってしまいますよね。

特に白スニーカーや淡い色の靴は、清潔感が命。

「そろそろ洗わないとなあ」と思いながらも、バケツを用意して、固形石鹸をゴシゴシ泡立てて、ブラシで力を入れて擦るあの重労働を想像すると、ついつい後回しにしてしまいがち。

私自身、以前は「靴洗い=週末の一大イベント」と捉えていて、かなり気合を入れないと取り掛かれない家事の一つでした。

しかし、SNSや口コミで話題の「ウタマロクリーナー(スプレータイプ)」を使った洗い方を試してからは、その常識がガラリと変わりました。

「えっ、こんなに楽でいいの?」と拍子抜けするほど簡単なのに、汚れ落ちの実力は本物。

でも、いざ使うとなると「スプレーしてどれくらい放置すればいいの?」「本当に色落ちしない?」「リキッドタイプやオキシクリーンとは何が違うの?」といった疑問も湧いてくるはず。

そこで今回は、掃除マニアの私が実践している、ウタマロスプレーを使った「最も手軽で、最も失敗しないスニーカーの洗い方」を、これでもかというほど詳しく徹底解説します。

この記事を読み終える頃には、面倒だった靴洗いが「誰でもできる簡単な習慣」に変わり、いつでも自信を持ってピカピカの足元でお出かけできるようになりますよ!

記事のポイント

  • ウタマロスプレーの効果を最大化する正しい手順と、汚れを分解する最適な放置時間
  • 固形のウタマロ石鹸やリキッド、オキシクリーンとの成分的な違いと、シチュエーション別の使い分け
  • キャンバス地から合皮、メッシュまで、素材を傷めずに色落ちや黄ばみを防ぐプロ級の仕上げテクニック
  • 重曹やメラミンスポンジを組み合わせた裏技で、諦めていた頑固な黒ずみをリセットする方法

ウタマロスプレーでのスニーカーの洗い方と基本手順

「ウタマロ」という名前を聞くと、多くの人が緑色のレトロなパッケージに入った固形石鹸をイメージするのではないでしょうか。

学校の上履き洗いや泥汚れの救世主として長年愛されている名品ですが、実は今、スニーカー愛好家の間で静かなブームになっているのが、白いボトルに入った「ウタマロクリーナー(スプレータイプ)」なんです。

本来はキッチンやレンジフード、お風呂場などの住居用洗剤として開発されたものですが、その洗浄力と使い勝手の良さが、立体的な構造を持つスニーカー洗いにも驚くほどマッチするのです。

ここでは、初心者の方でも迷わないよう、準備から実際の洗い方までをステップバイステップで丁寧に解説していきます。

ウタマロでスニーカーを洗うには準備が必要

料理でも掃除でも、「段取り八分」と言われるように、準備さえ整えてしまえば作業の8割は終わったようなもの。

スニーカー洗いにおいても、途中で「あ、あれがない!」と濡れた手で道具を探すのはストレスですよね。

まずは、快適に作業を進めるための「神器」を揃えましょう。

これさえあれば完璧!必携アイテムリスト

  • ウタマロクリーナー(本体): 今回の主役です。緑のボトルのスプレータイプを用意してください。ドラッグストアやホームセンターの掃除用品売り場にあります。
  • 靴洗い用ブラシ: 100円ショップのもので十分ですが、できれば「柄がついているタイプ」を選んでください。奥まで力が届きやすく、手も汚れにくいです。使い古した歯ブラシも細かい部分用に便利ですが、メインで使うには効率が悪いのでサブとして用意しましょう。
  • メラミンスポンジ: 「激落ちくん」などで知られる白いスポンジです。これがソールのゴム部分を洗うのに絶大な威力を発揮します。
  • バケツまたは洗面器: 水を溜めたり、ブラシを洗ったりするのに使います。靴が丸ごと入るサイズだとつけ置きもできて便利です。
  • 乾いたタオル(2〜3枚): 吸水性の高いマイクロファイバータオルがおすすめ。脱水時の水分拭き取りに使います。
  • ゴム手袋: ウタマロクリーナーは中性で手肌に優しいアミノ酸系洗浄成分ですが、長時間水や洗剤に触れると手荒れの原因になります。肌が弱い方は必須です。

道具が揃ったら、いきなり水につける前に必ずやっておくべき「儀式」があります。それは、「紐(シューレース)と中敷き(インソール)を外すこと」

面倒くさがって付けたまま洗う方がいますが、これは絶対にNG。

なぜなら、紐を通す穴(ハトメ)の下には砂ぼこりが溜まりやすく、紐が重なっている部分は洗剤が行き渡らないから。

また、中敷きの下は汗や湿気が溜まり、雑菌の温床になっています。

これらを分解して個別に洗うことが、臭いの元を断ち、完璧な仕上がりへの第一歩となります。

そしてもう一つ重要なのが「予洗い」。乾いた状態の靴にブラシをかけ、表面や靴底に付着した泥、砂、大きなホコリを払い落としてください。

泥がついたまま水につけると、泥が水分を含んで泥水となり、繊維の奥深くに染み込んでしまいます。

こうなると、落とせるはずの汚れも落ちなくなってしまいます。「乾いた状態でブラッシング」は、靴洗いの鉄則として覚えておいてください。

白スニーカーはウタマロクリーナーで輝く

清潔感の象徴である白スニーカー。しかし、白であるがゆえに汚れは目立ちやすく、少しの黒ずみが全体の印象を台無しにしてしまいます。

キャンバス(布)地の白スニーカーを例に、ウタマロクリーナーを使った具体的な洗い方を見ていきましょう。

まず、予洗いを済ませたスニーカー全体を、シャワーの水かぬるま湯で十分に濡らします。このとき、お湯の温度は40度くらいがベスト。

皮脂汚れが溶け出しやすくなり、洗剤の酵素や成分も活性化しやすい温度帯だからです。

次に、ウタマロクリーナーをスプレーします。量の目安としては、片足につき5〜10プッシュ程度。

つま先、かかと、側面、そして内側にも惜しみなく吹きかけましょう。ウタマロクリーナーの泡は、きめ細かく密着力が高いのが特徴。

この泡が汚れの粒子を包み込み、繊維から引き剥がす役割を果たします。

スプレーしたら、いよいよブラシの出番です。力任せにゴシゴシ擦る必要はありません。

泡を広げるように、円を描きながら優しくブラッシングしていきましょう。特に汚れが溜まりやすい以下のポイントは念入りに。

  • トゥ(つま先)のゴム部分: 誰かに踏まれたり、階段でぶつけたりして黒い線が入りやすい場所。
  • ベロ(タン): 紐の下にある部分。ここも意外と汚れています。
  • かかとの内側: 靴下との摩擦で毛玉ができたり、黒ずんだりしやすい箇所。

そして、白スニーカーを新品同様に見せるための最大のポイントが「ソールの白さ」

布部分がきれいでも、ソールが薄汚れていると全体がくすんで見えます。ここで活躍するのが、先ほど準備したメラミンスポンジ

プロ級仕上げの裏技

ブラシで洗った後、ソールのゴム部分に再度ウタマロをワンプッシュし、水を含ませたメラミンスポンジで軽く擦ってみてください。

まるで消しゴムで鉛筆の線を消すように、面白いほど黒ずみが消えていきます。

凹凸のあるソールでも、スポンジが入り込んで汚れをかき出してくれますよ。

【スニーカーの洗い方ウタマロリキッドのほうが便利?

検索画面を見ていると、「ウタマロスプレー」の他に「ウタマロリキッド」という商品も出てきて、「どっちを買えばいいの?」と混乱する方が少なくありません。

名前は似ていますが、この2つは役割が異なります。

比較項目 ウタマロクリーナー(スプレー) ウタマロリキッド(液体ボトル)
主な用途 住宅用合成洗剤(家中のお掃除) 洗濯用合成洗剤(衣類の部分洗い)
液性 中性 中性
成分の特徴 泡立ち・泡切れが良い。二度拭き不要なほど成分残りが少ない。 繊維への浸透力が高い。食べこぼしや化粧品汚れに強い。
スニーカー洗いでのメリット 泡立て不要で時短。すすぎが圧倒的に楽。 水に溶けやすいので「つけ置き」に向いている。

結論から言うと、「手軽さ重視ならスプレー」「じっくりつけ置き派ならリキッド」という使い分けが正解。

ウタマロリキッドは洗濯洗剤なので、水に溶かして洗浄液を作るのに適しています。

バケツにリキッドを適量溶かし、そこにスニーカーをドボンと漬け込んで時間をかけて汚れをふやかす、というスタイルには最適。

また、泥汚れだけでなく、足の皮脂汚れや汗の臭いが特に気になる場合は、衣類用であるリキッドの方が消臭効果を感じやすいかもしれません。

しかし、現代人の忙しいライフスタイルにおいて、「泡立てる手間がない」「スプレーして擦って流すだけ」というスプレータイプの手軽さは圧倒的な魅力。

もしこれから購入するなら、家中の掃除にも使える汎用性の高さも含めて、まずはスプレータイプをおすすめします。

ウタマロクリーナーを靴につけおきするコツ

「汚れがひどすぎて、軽く擦っただけじゃ落ちない…」そんな時は、汚れを洗剤の力で浮き上がらせる「つけ置き」が有効。

スプレータイプでも、工夫次第で効果的なつけ置き洗いが可能です。

ただバケツの水に入れるだけでは洗剤が薄まってしまうため、ここではより強力な「泡パックつけ置き」を紹介します。

  1. スニーカーをぬるま湯でしっかり濡らす。
  2. 汚れが気になる箇所(つま先の黒ずみやキャンバス地のシミなど)に、ウタマロクリーナーをたっぷりとスプレーする。
  3. その上から、トイレットペーパーまたはキッチンペーパーを貼り付ける。
  4. ペーパーの上から、追いスプレーをして、ペーパーを洗剤でひたひたにする。

この「湿布法」を行うことで、泡が流れ落ちずに汚れに密着し続けます。また、洗剤の成分が乾燥してしまうのも防げます。

頑固な泥汚れや、いつ付いたかわからない謎のシミには、この方法が最強です。

バケツで水につけ置きする場合のコツもお伝えしておきましょう。スニーカーは素材の特性上、水に入れると浮いてきてしまいますよね。

全体をしっかり浸すためには、水を入れた2リットルのペットボトルなどを重石として靴の上に乗せるか、バケツの上に蓋をして重石を置くなどして、完全に水没させるようにしてください。

空気に触れている部分ができると、そこだけ洗浄ムラができたり、洗剤の輪ジミができたりする原因になります。

ウタマロスプレーを放置する時間は5分が目安

洗剤をスプレーしてから洗い流すまでの「放置時間」。長ければ長いほど汚れが落ちると思っていませんか?実はこれ、大きな間違いなんです。

ウタマロスプレーを使った場合の推奨放置時間は、「約5分」を目安にしてください。

なぜ長時間放置してはいけないのでしょうか。理由は大きく2つあります。

  • 再汚染のリスク: 洗剤によって繊維から浮き上がった汚れは、時間が経って水分が蒸発すると、再び繊維に戻って定着してしまいます。一度浮いた汚れがまたこびりつくと、最初よりも落ちにくくなることがあります。
  • 素材へのダメージ: ウタマロクリーナーは中性で優しい洗剤ですが、それでも界面活性剤です。長時間成分が付着したままだと、接着剤が劣化してソールが剥がれたり、金属部分(ハトメなど)が変色したりするリスクがゼロではありません。

注意点

夏場の屋外など、乾燥しやすい環境で洗う場合は、5分待たずに乾いてしまうことがあります。

乾きそうになったら少量の水を足すか、追加でスプレーをして、常に湿った状態を保つようにしてください。

5分経ったら、洗剤成分が汚れを分解して緩んでいる状態になっています。ここでブラシを使って軽く擦るだけで、面白いほど汚れが落ちていくはず。

「放置で落とす」のではなく、「放置で緩めて、ブラシで落とす」というイメージを持つと、失敗が少なくなりますよ。

ウタマロスプレーでのスニーカーの洗い方で失敗しないコツ

ここまで基本的な洗い方を見てきましたが、実際にやってみると「あれ?思ったより白くならない」「洗った後に変なシミができた」といったトラブルに見舞われることも。

スニーカーは、キャンバス、レザー、スエード、合皮、メッシュなど、様々な異素材が組み合わさって作られている複雑な製品。

だからこそ、洗剤の特性を理解し、素材に合わせたケアをしないと取り返しのつかないことになりかねません。

後半戦では、失敗を防ぎ、プロが洗ったような仕上がりに近づけるためのテクニックを深掘りします。

【スニーカーの洗い方ウタマロ石鹸とウタマロスプレーどう違う

ここで改めて、国民的洗剤である「ウタマロ石けん(固形)」と「ウタマロスプレー」の決定的な違いについて、科学的な視点から解説しておきましょう。

これを知っておくだけで、洗剤選びのミスがなくなります。

最大の違いは、「蛍光増白剤」が入っているかどうかです。

項目 ウタマロ石けん(固形) ウタマロクリーナー(スプレー)
液性 弱アルカリ性 中性
蛍光増白剤 あり
(紫外線を青白い光に変える)
なし
(成分そのものが入っていない)
適した靴 学校の上履き、真っ白な体育館シューズ、白ソックス 色柄物のスニーカー、コンバース、ニューバランス、ロゴ入り白靴
仕上がり・リスク 白さが際立つが、色柄物は「色褪せ」に見える可能性がある 素材本来の色味を変えずに汚れだけを落とす

ウタマロ石けん(固形):弱アルカリ性・蛍光増白剤入り

「蛍光増白剤」とは、紫外線を吸収して青白い光に変える染料の一種。これにより、白いものをより白く鮮やかに見せる効果があります。

つまり、学校の上履き、真っ白な体育館シューズ、白ソックスなどには最強の味方です。

しかし、色柄物(ピンク、ブルー、ベージュなど)に使うと、この「白く見せる成分」のせいで色が褪せて見えたり、変な白っぽさが残ったりして、「色落ちした」ように感じてしまうのです。

ウタマロクリーナー(スプレー):中性・蛍光増白剤なし

こちらは蛍光増白剤が入っていません。また、液性も中性です。つまり、素材本来の色味を変えることなく、汚れだけを落とすように設計されています。

最近のファッショナブルなスニーカー、色鮮やかなコンバース、ニュアンスカラーのニューバランスなどは、迷わずこちらを使うべきです。

「白スニーカーだけど、ロゴに色がついてる…」という場合も、安全策をとってスプレータイプを使うのが賢明。

固形石鹸の洗浄力は魅力的ですが、直接塗り込む摩擦のリスクや、すすぎの大変さを考慮しても、スプレータイプの方が現代のスニーカーケアには適していると言えるでしょう。

ウタマロクリーナーはスニーカーの黄ばみ予防にも効果的

スニーカー洗いで最も多い悩み、それが「洗って干したら黄ばんでしまった!」という悲劇。

せっかく綺麗にしたのに、黄色いシミが浮き出てくると本当にがっかりしますよね。この黄ばみの正体は、主に「アルカリ性の残留」。

アルカリ性の洗剤(固形石鹸や粉末洗剤)を使って洗った際、すすぎが不十分で洗剤成分が繊維に残っていると、それが紫外線と反応して「アルカリ焼け」という現象を起こし、黄色く変色します。

ここでウタマロクリーナーの強みが発揮されます。ウタマロクリーナーは「中性」なので、アルカリ焼けのリスクが極めて低いのです。

これが、私がスニーカー洗いにウタマロスプレーを推す最大の理由の一つ。しかし、中性だからといって絶対に黄ばまないわけではありません。

汚れを含んだ水分が乾燥する過程で、汚れ成分が特定の場所に集中して黄ばみとなることも。これを防ぐための鉄板テクニックを紹介します。

黄ばみを防ぐ究極の乾燥法「ペーパーぐるぐる巻き」

  1. 徹底的にすすぐ: まずは大前提。泡が出なくなっても、さらに1分ほど流し続けましょう。
  2. 脱水する: タオルで水分を拭き取るか、洗濯機の脱水機能(ネットに入れて1〜2分)を使って、水分を極限まで減らします。
  3. ペーパーを巻く: ここが重要です。トイレットペーパーをスニーカー全体に、ミイラ男のようにぐるぐると巻き付けてください。隙間なく密着させるのがコツです。
  4. 陰干しする: そのまま風通しの良い日陰で乾かします。

こうすると、乾燥する過程で水分と一緒に「残りカス汚れ」や「黄ばみの原因物質」がトイレットペーパー側に移動。

乾いた後にペーパーを剥がすと、ペーパーが黄色くなっていて、スニーカー本体は真っ白のまま!という魔法のような現象が起きます。

これは理科の実験のような原理ですが、効果は絶大。ぜひ試してみてください。

ウタマロクリーナーはスニーカーの色落ちがなく安心

お気に入りの限定色のスニーカーを洗う時、色落ちは絶対に避けたいですよね。

ウタマロクリーナーは中性で蛍光剤不使用なので、化学的な色落ち(変色)のリスクは非常に低いです。

水洗い可能な合成繊維、綿、ポリエステルなどの素材であれば、色柄物でも安心して使えます。

しかし、注意が必要なのは「物理的な色落ち」「水に弱い素材」

  • 物理的な色落ち: 洗剤が安全でも、硬いブラシで強く擦れば、摩擦によってプリントが剥げたり、繊維が毛羽立って色が薄く見えたりします。色柄物を洗う際は、ブラシの力を弱めにするか、柔らかいスポンジを使うようにしましょう。
  • 水に弱い素材(本革・スエード): 天然皮革や起毛素材(スエード、ヌバック)は、水につけること自体がNGである場合が多いです。水を含むと革が硬化したり、染料が水に溶け出して滲んだりします。

もし、スエード素材の部分的な汚れをウタマロで落としたい場合は、全体を濡らすのはやめましょう。

ブラシに泡をつけて、汚れた部分だけをピンポイントで優しくブラッシングし、すぐに濡れたタオルで泡を拭き取る「拭き洗い」をおすすめします。

その後、必ず乾いたタオルで水分を吸い取り、風通しの良い場所で乾燥させてください。

仕上げにスエード用の栄養スプレーや防水スプレーをかければ完璧です。

スニーカーはウタマロと重曹で最強の白さに!

「ウタマロスプレーだけでは、長年蓄積した黒ずみが落ちない…」そんな時に頼りになるのが、キッチンにある「重曹」とのコラボレーション。

この2つを組み合わせると、洗浄力が劇的にアップします。

重曹には、以下の2つの効果があります。

  • 研磨作用(クレンザー効果): 重曹の粒子は適度な硬さを持っており、繊維を傷つけすぎずに汚れを物理的にかき出すスクラブの役割を果たします。
  • 消臭・吸湿効果: 酸性の汚れ(汗や皮脂の臭い)を中和し、嫌なニオイを取り除きます。

最強コラボ洗浄のやり方は以下の通りです。

【最強コラボ洗浄のやり方】

  1. スニーカーを濡らし、ウタマロクリーナーをスプレーする。
  2. その上から、粉末の重曹をパラパラと振りかける。
  3. ブラシで擦る。

これだけです。ウタマロの界面活性剤が汚れを浮かし、重曹のスクラブがそれを削り落とすというダブルアタック。

特に、ソールの側面や、つま先のゴム部分のしつこい黒ずみには、少量の水で重曹を溶いた「重曹ペースト」を作り、そこにウタマロをワンプッシュ混ぜて塗り込んでから擦ると、驚くほど白くなります。

ただし、重曹は弱アルカリ性なので、洗い終わった後は「黄ばみ防止」のために、いつも以上に念入りにすすぎを行ってくださいね。

【スニーカーの洗い方ウタマロスプレーとオキシクリーンを比較

掃除好きの間で絶大な人気を誇る「オキシクリーン(酸素系漂白剤)」。

SNSでも、バケツに靴をつけて泡モコモコにする「オキシ漬け」の画像よく見かけます。

「ウタマロスプレー」と「オキシ漬け」、結局どっちがスニーカー洗いの正解なのでしょうか?

これは優劣の問題ではなく、「目的」と「かけられる時間」によります。

比較 ウタマロスプレー オキシクリーン(オキシ漬け)
得意技 表面の汚れ落とし、部分洗い 全体的な漂白、強烈な消臭・除菌
手間 かけるだけ(準備1分) お湯で溶かす必要あり(準備10分〜)
所要時間 洗い含め15分程度 つけ置き2〜6時間+洗い
リスク 低い(中性) 高い(アルカリ性・色落ち・接着剤剥がれ)

オキシクリーンの強みは、酸素の泡の力で繊維の奥から汚れを押し出し、漂白・除菌すること。

「全体的に黄ばんでしまった」「生乾きのような悪臭がする」という、重症の白スニーカーをリセットしたい場合には、オキシ漬けが適しています。

しかし、オキシクリーンは効果を発揮するために40〜60度のお湯を用意し、しっかり粉を溶かし、数時間放置する必要が。

また、アルカリ度が強いため、金属パーツが錆びたり、接着剤が劣化してソールがベロっと剥がれたりするリスクもウタマロより高くなります。

一方、ウタマロスプレーは「思い立ったその瞬間に洗える」という機動力があります。

「明日履いていきたいから今すぐ洗いたい」「子供が泥だらけで帰ってきたからサッと洗いたい」という日常のシーンでは、ウタマロスプレーの方が圧倒的に便利で、失敗も少ないです。

私の結論:

普段のメンテナンスや軽い汚れには「ウタマロスプレー」。

季節の変わり目の衣替えや、どうしようもない汚れ・臭いのリセット時には「オキシクリーン」。このように使い分けるのが、賢いスニーカー管理術です。

ウタマロスプレーでのスニーカーの洗い方まとめ

今回は、ウタマロスプレーを使ったスニーカーの洗い方について、その魅力とテクニックをお伝えしてきました。

「これなら次の週末にやってみようかな」と思っていただけたら嬉しいです。

今回のポイントを改めて整理します。

  • ウタマロスプレーは中性で万能: 色柄物も合皮も安心して洗える、現代のスニーカー事情に最適な洗剤。
  • 準備が8割: 紐と中敷きを外し、乾いた状態で泥を落とす予洗いが、仕上がりのクオリティを決めます。
  • 放置時間は5分: 長時間の放置は逆効果。泡で汚れを緩めて、ブラシで落とすのが正解。
  • 黄ばみ対策はすすぎと乾燥で: アルカリ焼けを防ぐための中性洗剤選びと、トイレットペーパー巻き乾燥法で、真っ白な仕上がりを手に入れましょう。
  • 頑固な汚れにはプラスワン: メラミンスポンジや重曹を組み合わせることで、諦めていた汚れも落とせます。

スニーカーがきれいになると、不思議と外に出かけるのが楽しみになります。

足元が輝いているだけで、全体のファッションも引き締まり、気分も前向きになるもの。

面倒な準備も難しい知識もいらないウタマロスプレーでのスニーカー洗い。ぜひ、あなたもこの手軽さと感動の白さを体験してみてください。

きっと、もう昔の洗い方には戻れなくなりますよ!

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