今回は、水切りかごの掃除がめんどくさい!について解説していきます。
毎日の家事の中で、地味にストレスが溜まるのが「水切りかごのお手入れ」ですよね。
洗ったばかりの綺麗な食器を置く場所なのに、気づけば底の方にヌメリがあったり、黒いポツポツとしたカビが見えたりして、ガッカリした経験は誰にでもあるはずです。
「掃除しなきゃ」とは分かっていても、網目が細かくて洗いにくいし、トレイを外すのも手間だし、結局後回しにしてしまいがちですよね。
私自身、以前は水切りかごの汚れを見ては見ぬふりをして、最終的に真っ白な水垢が固まって絶望したことが何度もあります。
でも、安心してください。掃除のポイントさえ押さえれば、驚くほど楽に清潔を保つことができるようになりますよ。
この記事では、水切りかごの掃除を劇的に楽にするコツから、掃除しなくて済む仕組み作りまで徹底的に深掘りしていきます。
読み終える頃には、あなたのキッチンの悩みもきっとスッキリ解決しているはずです。
目次
水切りかごの掃除がめんどくさい理由と適切な頻度

キッチンの中でも特に過酷な環境に置かれているのが水切りかごで、常に水分と栄養分が供給されています。
ステンレスやプラスチックといった素材の特性を無視して闇雲に洗っても、すぐに汚れは復活してしまいます。
ここでは、なぜ掃除がめんどくさいと感じるのかという心理的要因と、それを打ち破るための最適な掃除頻度について詳しく見ていきましょう。
ヌメリの正体と菌を繁殖させない掃除の頻度
水切りかごを数日放置したときに出てくる、あのピンク色や透明の「ヌメリ」。
この正体は、主に「ロドトルラ」という酵母菌や、雑菌が作り出したバイオフィルム。
これらは水分さえあれば爆発的に増殖するため、乾燥させる暇がない水切りかごは、菌にとって最高のパラダイスなんですね。
理想を言えば、毎日食器を片付けたタイミングで、かごをサッと洗うのが一番。
「えっ、毎日なんて無理!」と思うかもしれませんが、汚れがつく前なら水洗いで十分だからです。
汚れが固着してからの「掃除」は重労働ですが、汚れる前の「ゆすぎ」なら10秒で終わりますよね。
もし毎日のケアが難しい場合でも、最低限週に1回は洗剤を使ってしっかり洗浄することを強くおすすめします。
1週間を超えると、菌の層が厚くなり、スポンジで軽くこすっただけでは落ちない頑固なヌメリに変化してしまうからです。
ステンレスとプラスチックで異なる汚れの付き方
水切りかご選びで迷う「ステンレス製」と「プラスチック製」ですが、実は掃除の難易度が全く異なります。
ステンレス製は、一見すると清潔そうに見えますが、実は「水垢(スケール)」との戦いがメインになるのです。
金属の表面に水道水のミネラル成分が焼き付くように固まるため、放置すると白く曇って清潔感が失われます。
一方で、プラスチック製は水垢よりも「カビとヌメリ」が発生しやすい素材。
プラスチックの表面には目に見えない微細な凹凸があり、そこに菌が入り込みやすいため、こまめな除菌が欠かせません。
| 比較項目 | ステンレス製 | プラスチック製 |
|---|---|---|
| 主な汚れ | 白い水垢、錆び | ヌメリ、黒カビ、赤カビ |
| 掃除のしやすさ | 網目が細かく洗いにくい場合が多い | パーツがシンプルで洗いやすい |
| おすすめの洗剤 | クエン酸、中性洗剤 | 塩素系漂白剤、重曹 |
| 耐久性 | 非常に高い(10年以上可能) | 経年劣化で割れることがある |
それぞれの特性を理解することで、どの洗剤を準備すべきかが見えてきますよね。
ご自身の使っているかごがどちらのタイプか、改めて確認してみることから始めてみましょう。
クエン酸で落ちない頑固な水垢の分解ステップ
「クエン酸のスプレーをかけたのに、乾いたらまた白くなった……」という経験はありませんか?
それは、水垢が層になって重なっており、表面のわずかな部分しか溶けていないからなんです。
水切りかごのトレイにこびりついた、爪でカリカリしても取れないような水垢には、「クエン酸パック」という手法が効果的。
やり方は簡単で、キッチンペーパーを水垢が気になる部分に敷き詰め、そこに濃いめに作ったクエン酸水をたっぷり染み込ませます。
その上からラップをして水分が蒸発しないように蓋をし、最低でも2時間、できれば一晩放置してみてください。
翌朝、ペーパーを剥がすと、あんなに硬かった水垢がふやけて柔らかくなっていることに驚くはず。
最後に、古い歯ブラシや硬めのスポンジで優しくこすれば、新品のような輝きを取り戻せます。
ただし、ステンレスの質によっては酸に弱い場合もあるため、長時間の放置は注意が必要です。
つけおき掃除で網目の汚れを一気に撃退する手順
水切りかごの掃除がめんどくさい最大の理由は、あの「網目」を一つずつ洗う作業ですよね。
そんな手間を省くために、私は「酸素系漂白剤(オキシクリーン等)による丸ごとつけおき」を推奨しています。
まず、キッチンシンクに止水栓をするか、大きなゴミ袋をシンクの中に広げてください。
そこに、40度から60度の少し熱めのお湯を溜め、規定量の酸素系漂白剤を溶かします。
水切りかごを分解して、パーツをすべてその中に沈め、1時間から2時間ほど放置しましょう。
酸素の泡が汚れを浮かせてくれるので、放置した後はシャワーの強い水圧で流すだけでOK。
細かい角の部分に残った汚れも、この時点でかなり柔らかくなっているので、軽くブラシを通すだけでスルッと落ちます。
「こすり洗いに15分かけていたのが馬鹿らしくなった」という声をよく聞く、非常に満足度の高い掃除術ですよ。
ニトリ製品のお手入れと掃除しやすいモデルの秘密
多くの家庭で愛用されているニトリの水切りかごですが、実は掃除のしやすさを追求した進化が目覚ましいんです。
特に最近人気なのが、「スライド式」や「珪藻土トレイ付き」のモデル。
ニトリの標準的なステンレス製かごを掃除する場合、ポイントになるのは「トレイの滑り」を維持すること。
水が流れるように傾斜がついているトレイでも、水垢が溜まると水の流れが悪くなり、そこからカビが発生。
トレイにはあらかじめ、車用のガラスコーティング剤や、キッチン用の撥水スプレーをかけておくと、汚れが付きにくくなり掃除の回数を激減させられます。
また、ニトリの珪藻土トレイタイプを選べば、水が溜まること自体を防げるので、「トレイを洗う」という作業そのものを断捨離できます。
ただし、珪藻土も汚れを吸い込むと吸水力が落ちるので、定期的なやすり掛けや乾燥が必要だという点は覚えておきましょう。
食器を洗うついで掃除を習慣化するコツ
結局のところ、一番楽なのは「掃除が必要なレベルまで汚さないこと」ですよね。
そのためには、食器洗いのルーチンの中に、かごのメンテナンスを組み込んでしまうことが最強の解決策です。
私が実践しているのは、夜の食器洗いが終わった後、まだ洗剤が残っているスポンジで、かごの縁(ふち)を一周なでるという習慣。
これにかかる時間は、わずか5秒から10秒程度。
その後に、溜まった水を捨ててマイクロファイバークロスでトレイの水分を拭き取るだけで、一ヶ月掃除をしなくてもピカピカの状態を維持できます。
「よし、掃除するぞ!」と意気込むのではなく、「片付けの最後の一仕事」として無意識に体が動くようになると、めんどくさいという感情すら湧かなくなりますよ。
まずは、週に3回だけでも、最後にトレイの水を拭くことから始めてみてはいかがでしょうか。
水切りかごの掃除がめんどくさいを解決する代用品

掃除の方法を工夫しても、やはり物理的に「物がある」限り、メンテナンスの負担はゼロにはなりません。
最近のキッチンインテリアのトレンドでは、あえて水切りかごを置かないという選択が非常に注目されています。
ここでは、かごをなくすことで得られるメリットと、それに代わる便利なアイテム、そしてどうしてもかごを使いたい場合の選び方について深掘りします。
水切りマットやタオルのメリットと注意点
水切りかごの代用として最もポピュラーなのが、「水切りマット(吸水マット)」や「厚手のティータオル」。
これらを使う最大のメリットは、使い終わったら洗濯機に放り込むだけで、常に除菌された状態で使えるという点。
「かごを洗う」という作業が「洗濯する」に変わるだけで、精神的な負担は驚くほど軽くなりますよね。
また、使わない時は畳んでしまっておけるので、キッチンの作業スペースが広くなり、見た目もスッキリします。
ただし、注意点としては、大量の食器を重ねて置くのには不向きだということ。
通気性がかごほど良くないため、いつまでも食器が濡れたままになり、逆に雑菌が繁殖してしまう恐れもあります。
「洗ったらすぐに拭いて片付ける」という習慣がある人にとっては、これ以上ないほど素晴らしい代用品になりますよ。
掃除しやすいステンレス製かごの選び方の極意

「やっぱり代用アイテムじゃ不便、しっかりとしたかごを使いたい!」という方も多いはず。
そんな方は、次に買い換える際に必ず「掃除しやすいステンレス」という視点で選んでみてください。
選ぶべきポイントは、ワイヤーの交差部分がどれだけ少ないかという点です。
昔ながらの網目状になっているタイプは、接合部に汚れが溜まりやすく、ブラシでもなかなか届きません。
最新の高級ステンレスモデル(ラバーゼ等)は、一本の線が平行に並んでいるだけで、接合部がほとんどない設計になっています。
これなら、スポンジを滑らせるだけで一気にすべてのワイヤーを洗うことができるんです。
初期投資は少し高くなるかもしれませんが、これから何年も続く「掃除のめんどくさい時間」を買うと思えば、決して高い買い物ではないはずですよ。
100均(ダイソー・セリア)の便利グッズで掃除を楽に
100円ショップのアイテムを賢く使うことで、水切りかごの掃除負担を劇的に減らすことも可能です。
例えば、ダイソーやセリアで売られている「シンク内水切り」は、シンクの縁に引っ掛けるタイプで、そもそもトレイが存在しません。
洗った水の滴がそのままシンクに落ちるため、トレイに溜まったヌメヌメした水を捨てる手間がゼロになります。
また、100均の「ステンレス製ミニかご」を小物専用にして、メインのかごは最小限のサイズに抑えるという工夫も有効です。
汚れたら100均のものなら気兼ねなく買い替えることもできますし、食洗機に入るサイズ感のものを選べば、手洗いの手間すら省けます。
最近では、吸水マットと折りたたみ式のラックがセットになったようなアイデア商品も登場しており、100均のキッチンコーナーはチェック必須の聖地と言えますね。
水垢をつかせないための最強の予防習慣

掃除がめんどくさいなら、汚れを「つかせない」工夫に全力を注ぎましょう。
水垢の原因である水道水の乾き跡を残さないためには、「拭き上げ」が究極の予防策。といっても、かご全体を毎日拭くのは大変ですよね。
まずは「トレイだけ」を、毎晩キッチンの掃除の最後に乾いた布巾やペーパーでサッと拭くようにしてみてください。
これだけで、半年経ってもトレイが新品同様に輝いていることに驚くはず。
また、市販の「撥水コーティング剤(シンク用)」をかご全体にスプレーしておくのも非常に有効です。
水が表面で丸まって転がり落ちていくので、水垢の元となる成分が残りにくくなり、掃除の頻度を3分の1程度まで減らすことができますよ。
掃除の手間を減らすための買い替えチェックリスト
もし今の水切りかごが「どうしても洗いにくい」と感じているなら、それはあなたのせいではなく、かごのデザインのせいです。
無理して使い続けず、家事を楽にしてくれるパートナーに買い換えることを検討してみませんか?
失敗しないためのチェックリストを作成したので、ぜひ参考にしてみてください。
特に「食洗機で丸洗いできるか」という視点は、これからのキッチンライフを大きく変えるポイントになります。
「食器を乾かす道具」を「食器を洗う道具(食洗機)」で洗うというサイクルができれば、掃除の悩みはほぼ完全に解消されますよ。
水切りかごの掃除がめんどくさい!まとめ
今回は、水切りかごの掃除がめんどくさい!について解説しました。
毎日当たり前のように行っている水切りかごの掃除ですが、実は「やり方」や「道具選び」次第で、もっともっと楽にすることができるんです。
「めんどくさい」という直感は、もっと効率的な方法があるよという自分自身からのサインかもしれません。
まずは、週に一度のつけおき掃除から始めるもよし、思い切ってマットに切り替えるもよし、あなたに合ったスタイルを見つけてみてください。
清潔で快適なキッチンは、料理のモチベーションを高め、家族の笑顔にもつながります。
今回ご紹介したテクニックを一つでも取り入れて、あなたの家事の負担が少しでも軽くなることを願っています!